私は無知なんです。

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dtvで見たおすすめ 実話を元にした映画6選

不思議と創作だとぱっとしなくても実話だと思って見ると面白いんですよね。現実にこんなことをした人がいたんだって言う驚きからなんでしょうね。

 

 

1.キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

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(2002年 アメリカ 字幕/吹替え HD画質両対応)

解説
実在の天才少年詐欺師と、彼を追うFBI捜査官を描く小粋なクライム・コメディ。監督・製作は「マイノリティ・リポート」のスティーヴン・スピルバーグ。脚本は「ラッシュアワー2」のジェフ・ネイサンソン。原作は主人公のモデルとなったフランク・W・アバグネイルによるベストセラー。撮影は「マイノリティ・リポート」のヤヌス・カミンスキー。音楽も「マイノリティ・リポート」のジョン・ウィリアムス。出演は「ギャング・オブ・ニューヨーク」のレオナルド・ディカプリオ、「ロード・トゥ・パーディション」のトム・ハンクス、「アメリカン・スウィートハート」のクリストファー・ウォーケン、「フリーマネー」のマーティン・シーン、「エステサロン/ヴィーナス・ビューティ」のナタリー・バイ、「パール・ハーバー」のジェニファー・ガーナーほか。

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10代で偽造小切手で大金を稼ぎ、偽パイロットとして世界を飛び回り、偽検事にまでなった伝説の天才詐欺師の実話を元にした映画です。詐欺の手段が繊細かつ大胆な部分があり、引き込まれます。また劇中最後に実在人物の現在が語られるのですが、こういう人生もあるんだなと驚愕しました。

 

僕はどんな人間であろうと、例えそれが法に触れる行為だろうとしても最低1つはものすごい才能を持っていると思うんです。でも99.9%の人はそれを見つけることなく亡くなります。10代でそれを見つけられた彼は、結果がどうなろうと幸せだったんじゃないかな。

 

 

2.ラスベガスをぶっつぶせ

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(2008年 アメリカ 字幕のみ HD画質対応)

解説
カード・ゲーム“ブラックジャック”の必勝法を研究し、ラスベガスで大金を稼ぎ出した学生の実話を元にした小説を、「アメリカン・ビューティー」などで二度のオスカーに輝いた名優ケヴィン・スペイシーが製作・出演兼任で映画化。主演は「アクロス・ザ・ユニバース」のジム・スタージェス、ヒロインに「スーパーマン・リターンズ」のケイト・ボスワース。

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主人公はMIT(マサチューセッツ工科大学)の優秀な学生であるが、貧乏で学費に困っていた。そこに教授からカジノのブラックジャックの必勝法である「カウント」を教わり、チームを組んでラスベガスに乗り込み勝ち続けるのである。

 

実話との相違点
・劇中ではジム・スタージェスを含む4人編成だが、主役のモデルはジェフ・マーというアジア系の元MIT生である。


・実際のMITブラックジャック・チームに属していた生徒のほとんどはアジア系であったが、映画化に際しては主演などを白人俳優たちが務めたため、アジア系コミュニティから不満の声があがった。


・映画では監視カメラの映像を見て人物を特定するまでにさほど多くの時間を要してないように見えるが、実際は監視専門の調査会社が、5年も掛かっている。また発覚後は、映画のように暴力を振るわれることはなく、ペナルティは出入り禁止のみである。


・またこの事件が発覚して以来、ラスベガスのカジノでは毎年MITの新入生の写真を入手するようになる。 

Wikipedia

 実話の方が結構すごかったりする。「カウント」という技術を簡単にいうと、配られたカードを記憶し、ランク分けしてその数をカウントすることにより残りのカードを読んで勝つ確率を大幅に上げる行為である。実際違法ではないらしいが、この事件以降対策しているカジノが増えできないところが多くなったらしい。

 

いやぁ天才ってすごいね。こんな天才なら今も違う方面で活躍してるんだろうなぁきっと。

 

 

3.幸せのちから

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(2006年 アメリカ 字幕のみ HD画質対応)

解説
困窮した生活の中、セールスマンをして家族の生活を支えていたクリス(ウィル・スミス)。困窮の度はいよいよ極まり彼はホームレスにまで身を落とすが、証券マンとして身を立てる道を切り開いて行く。実話を映画化した人間ドラマ。監督はイタリア映画界出身のガブリエレ・ムッチーノ。主演はウィル・スミス。共演は彼の実子であるジェイデン・クリストファー・サイア・スミス。

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あらすじをさらっと見て、妻に逃げられた貧乏サラリーマンがアメリカンドリームで成功を掴むサクセスストーリーなんだろと思って観初めたら全くちがいました。この手の努力賛歌の映画だと奇跡的に誰かが助けてくれるとかよくあるんですけど、この映画はびっくりするほど誰も助けてくれない。本当に孤独な努力でぎりぎり道を切り拓いていくんです。そこがものすごくリアルで実話というのも相成って切なくなりました。その分うまくいった時のウィル・スミスの演技が最高すぎたのも含めて感動です。

 

アメリカの格差社会のすさまじさや生きる意思の力の強さをリアルに感じることができる作品です。すさまじい努力や苦労が報われたときってほんと素晴らしいですよね。でも陰には同じような努力も報われずに終えた人もいるかと思うと競争社会の凄惨さを感じます。

 

子供への愛がとても分かる接し方に似た立場の人間として共感できました。自分はまだまだ甘いもっと頑張ろうと素直に前向きになれます。人生観変わりますよ!

 

 

4.最強のふたり

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(2011年 フランス 字幕のみ HD画質対応)

解説
首から下が麻痺した大富豪と、彼を介護するスラムの黒人青年。ふたりの友情を描く実話に基づいたヒューマンドラマ。監督は、本作が長編4作目となるエリック・トレダノとオリヴィエ・ナカシュ。出演は「PARIS(パリ)」のフランソワ・クリュゼ、「ミックマック」のオマール・シー。

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何もかもが正反対すぎる二人が友情を深めるというお話。フィリップ(富豪の車椅子の人)が彼といるときの笑顔が忘れられません。それぞれのシーンで深く掘り下げた場面がないのが、逆にフィリップの心中を想像できて共感できます。淡々としたストーリーなので、より実話だということが意識されました。

 

障害者という垣根を越えて一人の人間として接する姿はこうありたいという見本になります。過剰な気遣いは逆に対等な人間同士の交流を妨げるものなんだなと学ばされました。

 

 

5.モンスター

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(2003年 アメリカ 字幕のみ HD画質未対応)

(配信期限2015年9月29日まで)

解説
実在したアメリカ初の女性連続殺人犯の悲劇的な運命を描いたドラマ。監督・脚本はこれが長編デビューとなるパティ・ジェンキンス。撮影は「ウォーターボーイ」のスティーヴン・バーンスタイン。音楽は「ザ・コア」のBT。美術は「ゴーストワールド」のエドワード・T・マカヴォイ。編集は「マンハッタン花物語」のジェーン・カーソン。出演は「ミニミニ大作戦」のシャーリーズ・セロン、「私は『うつ依存症』の女」のクリスティーナ・リッチ、「すべての美しい馬」のブルース・ダーンほか。第76回アカデミー賞最優秀主演女優賞、第61回ゴールデン・グローブ賞最優秀女優賞、第54回ベルリン国際映画祭銀熊賞最優秀女優賞など多数受賞。

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まずシャーリズ・セロンの見た目に驚きます。だらしなく太った身体に、生活感ただよう顔。この役のために十数キロ増やしたらしい。役者魂ってすごいですね。ぶっちゃけそれだけでも見る価値があるんじゃないかと思います。

 

ストーリーは実在した連続殺人犯の娼婦の女性がレズパートナーと出会い、その愛のために人を殺してしまうという実話じゃなかったらいまいち映画確定みたいなお話です。ところがどっこいこれは実話なわけで、現実に起こったこととして彼女たちの心情や生活を想像しながら、ドキュメント的に観ることができました。実際そこまで古い話でもないですし、まだまだ娼婦と呼ばれる人たちのいるアメリカの格差社会をまたもや見てしまった感じです。

 

愛されたことのない彼女は本当に愛されたかったんだと思います。そこまで愛に飢えたきっかけとなった幼少期のことが劇中ではところどころでしか触れられてないのが残念。題名の「モンスター」ですが、連続殺人をした彼女のことを言っているのではなく、パートナーの女性の方のことなんじゃないかと僕は思ったんです。そう考えると深い映画かもしれない。

 

 

6.ワン チャンス

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(2013年 イギリス 字幕のみ HD画質対応)

解説

2007年、イギリスのオーディション番組『ブリテンズ・ゴット・タレント』でチャンピオンとなり長年の夢だったオペラ歌手になったポール・ポッツが、チャンスを掴むまでにたどった道のりを描いた伝記ドラマ。監督は「31年目の夫婦げんか」「プラダを着た悪魔」のデヴィッド・フランケル。脚本は「最高の人生の見つけ方」のジャスティン・ザッカム。オペラ歌手になりたいと思いながらも今一つ自信を持てず携帯電話ショップで販売員をしていたポール・ポッツを「ガリバー旅行記」「人生は、時々晴れ」のジェームズ・コーデンが演じている。劇中には『誰も寝てはならぬ』や『アヴェ・マリア』などの名曲が登場し、ポール・ポッツ本人が歌っている。

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不器用で自信がない主人公に共感して素直に応援できました。そしてあそこまで支えてくれる家族と友人がいなかったら成功してはいないでしょう。

主人公の人柄の良さもあって、爽快に感動できます。

単純なサクセスストーリーではなく、人生ほどありふれた素晴らしいドラマはないなと改めて思わせてくれる作品でした。才能あるなしにかかわらず、子供の頃から何十年も夢中になれる唯一のものがあることに、うらやましさを感じましたね。

 

この映画を見終わった後、こっそりYouTubeで実際のオーディション番組の映像を見ました。

それで知ったのですが、オーディション番組の審査員のシーンは実際の映像を使っていたのですね。歌声も本人のものですし、見事に再現していて驚きです。

当時話題になったポール・ポッツを知らない人こそ真に楽しめる映画かもしれません。

 

 

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