仕事と子育ての両立を無理なくこなすために図々しくなろう
子供は欲しいけど今の仕事は辞めたくない。
経済的にも仕事を続けていきたい。
もしくは僕のようなひとり親であったりしたら、仕事をしないわけにはいかない。
いろんな理由がありますが、育児と仕事を両立させたいと思う方は増えています。
かといって無理しすぎると自分も子供も不幸になるんじゃないかと不安になりませんか?
無理なく仕事と子育てを両立するには、図々しくなってみるのも大事だと思います。
協力者を作るために図々しくなってもいいと思う
僕も正直親になる前はなめてました。実際は例え自分の時間全て捨ててもそれでも時間が足りないのです。結局は自分一人では難しく、まわりのいろんな人に助けてもらいました。
旦那さんがいるなら、一番身近な協力者ですよね。
いつも遅くまで働いているのだからなんて気遣いをやめませんか?優しさを捨てて、2人で育児を分担できるようしていきましょうよ。
幸いイクメンブームということもあり、協力してくれる会社も増えてきています。わざわざ休んでもらうなんて申し訳ないって気持ちは持つ必要ないです。
子供にとって2人が親なんだから一緒に育児をするのが自然ですよね。
もしくは両親や親せきなどで頼れる人がいればそういう負担面は少なくなります。
でも迷惑をかけるからなるべく頼りたくない、自分でなんとかしたいと思う人が多いんじゃないでしょうか。
頼ることは全く悪いことではない。いらいらして不安になって、自分の心が壊れた結果、子供を不幸にすることの方がよっぽど悪いことだと思います。
そこは図々しくなって、ダメ元でも頼んでみましょう。
子供も祖父母も内心嫌なんだろうなって罪悪感もあるかもしれません。でもそこは気にせずたまには厚かましくなってみませんか。仕事の時だけでなくてもいいんです。自分が休みたい時でも思い切って預けてみましょう。
真面目で几帳面な人こそ自分を追い込みすぎないことが大切。
自分の睡眠時間、ストレス解消のために子供を預けたりすることは、頑張ってるお母さんお父さんからすると自分が許せないと考えてしまうんですよね。
僕もそうでした。全部一人で抱え込んで、唯一仕事中が自分の時間のような感覚です。その仕事さえも子供の突発的な出来事で休まざるを得なかったりして、もう精神的にズタズタになってしまいました。
そしてイライラがMAXになって子供にあたり、自分が嫌になる。はっきりいって悪循環ですよね。
正直頼るのは嫌だったんですけど、思い切って両親に頼んでみて正解でした。
リフレッシュする時間は自分のためというより子供のためなんです。子供への接し方も変わりました。なんで前はあんな風に言っていたんだろうと不思議な気持ちになったのを覚えています。人間心に余裕がないとダメですねやっぱ。
両親との仲も、むしろ子供を通して前より良くなった気がします。
身内だけではなく、公共機関、施設、近所の人、ありとあらゆるものを頼ってください。聞こえの悪い言葉かもですが、近所の人でさえ利用するという図々しい気持ちも、生きていくためには必要なんじゃないでしょうか。
たまにはお金で解決するのもあり
共働きだと、専業より多少は金銭にも余裕あるはず。月に一度でもいいので育児や家事をやってくれるサービスを利用するなどしてたまには休んでみるのもいいと思います。
「お金があっても他人に育児や家事を任せるなんて」と責任感の強い人は思うかもしれません。
でもそれは自分を甘やかすのではなく、明日からまた頑張るための自分への投資だと思うと精神的に楽になれるんじゃないでしょうか。
また、家事が大変であればちょっとお金をかけて楽になるような家電を買ってしまうのもいいと思います。
食器洗い器があれば食後の片付けもちょぴり減るし、ルンバを買って掃除を楽にするのもいいですしね。使えるものはどんどん使っていきましょう。
手を抜く図々しさを持とう
多くの人は理想の完璧な親になろうとついつい頑張りすぎてしまいます。
子供のことはなんでもやってあげないと親の責務を果たしていないと思っちゃいますよね。
子供って頼まれると喜んだりしませんか?それを利用してうまくお手伝いさせるのも手です。最初に書いた「協力者」にどうせなら子供もなってもらいましょう。
誉められるのが大好きなので、どんどん自分から手伝ってくれますよ。
僕の子供なんて最初は包丁が危険だからと料理は一切させなかったんです。でもあまりにやりたいやりたいというので子供用の包丁を買って一緒にやりだしたんですよ。
ぶっちゃけ初めは一人でやるより遥かに時間がかかって面倒でしたけど、段々と上手になっていくもんなんですよね。
今では「もうちょっと経ったら料理係は私がするね」とまで言っています。実際やらせるかどうかは分かりませんが、子供も成長して僕も楽になる。winwinすぎ。
あとはできる範囲の自分のことは自分でさせてみる。これも放っておくって気持ちにならず、見守ってあげてるんだって思いましょう。
自分一人で家事をするときにも適度に手を抜くのが大事です。
例えば掃除しなきゃとなってもあまりに片付いていないとやる前からあれもしなきゃこれもしなきゃと考えて精神的に落ちてしまいます。
もう開き直って「今日はこのへんを軽く整理するだけで終わろう」と妥協しちゃいません?ゴミ屋敷になるまで放っておくのは問題ですけど、なにも家中しょっちゅう掃除する必要なんてないんですから時には諦めることも必要だと思います。
仕事だってそうですよ。独り身の時と同じように張り切りすぎてしまうと、残業が増えたり疲れ切ってしまいます。なるべく無駄を排除して効率よく仕事をすることで、合間合間にうまく手を抜いてやればいいんですよ。
手を抜くというのは=効率化を考えるという側面もあるので、一概に悪いこととは思えません。図々しく手を抜く方法を考えていきませんか?
まとめ
・仕事も家事もひとりでがんばりすぎないことがなにより大事
・適度に手を抜く
・迷惑をかけたくないと思うよりも、逆に図々しくなることも必要なんじゃないでしょうか。