思春期の娘に対する父親としての心構え
我が家の娘もぼちぼちすると思春期という恐ろしい時期が来てしまいます。
乳幼児の時こそ、育てやすい女の子でよかったと思う場面も多かったのですが、こればっかりは悩みの種です。
男の子だったら自分が中学生だった頃を想像するとまだ分かるんですけどね。
姉や妹もいなかった僕には女の子の思春期というものがびっくりするほど想像がつかない!
いや娘には今のところまだ全くそういう気配すらないんですけどね。
心構えは大事じゃないですか。
いつ突然パパきもいくさいって言われても「HAHAHAこいつめ~」くらいの余裕が欲しいんです。
で、こんな記事を見つけました。
やったのは日曜の朝7時にガストに行き、モーニングを食べる。それだけです。娘は勉強道具を持参し、私はノートPCを持っていきます。朝食後、娘は勉強をし、私は原稿を書きます。
なるほどこれはいい案だと思いました。ついでに早起きして仕事もできるなんて一石二鳥じゃないかと。
しゃべりたがる素振りを見せ過ぎると娘は、「親父、がっついてんなー」と引かれますので、素っ気なく、クールに誘うのがポイント。「朝飯、ガスト行く?朝なら静かだから勉強道具とか小説も持っていけば?」と持ちかけ、「あ、お父さんはPCで仕事してるから」と付け加えます。
えっそこまで気を遣うんですか。話しかける=がっつているになるなんてなんという恐ろしい世界なんだ…。
勉強と読書を繰り返していると脳みそが疲れ、息抜きがほしくなります。「お父さん、なにかおもしろい動画とかないの?」と訊いてくるので、娘が興味を持ちそうなTED動画をあらかじめ用意しておいて、一緒に視聴します。
(中略)
ただ、それだけでは十分ではないと思っていて、プラスアルファで「遊びを仕込む」ひと手間もほしいところです。我が家の場合はTED動画がハマりましたが、興味を示さないお子さんもいるでしょう。義務感だけで、毎週日曜に早起きして出かけたいと思わせることはできません。動機付けが最大のキモだと思っています。
娘はクイズ好きなので、適当な動画がなければ「囚人のジレンマ」的な心理ゲームをしたり、「ウミガメのスープ」のような水平思考推理ゲームで脳みその体操をします。娘が興味を持ち、かつ思考を刺激し、会話を生むにはどんな働きかけが有効かは彼女の性格と好みを考慮して決めました。
えええっ!そこまでしなくちゃならないの!?
ちなみに文中のTED動画とは、世界中の著名人や知識人が講演をする知的プレゼン動画です。それに食いついてくるとはステキな娘さんだと素直に思いました。
うちの娘だとTEDはTEDでもおっさんのクマの方に食いつきそうです完全に。
しかしまぁ完全な接待ですよね…。
まるで扱いの難しい意識高い系女子をデートに誘うかの如くしなければないないと。
ふだん、娘から「キモイ」だの「触らないで」だと言われっぱなしの情けない父ではありますが、
そしてやっぱりお決まりに言われちゃうんですね。しくしく。
ちなみにこの方、「お父さんがキモい理由を説明するね」という本まで出版しています。なんという逞しさ…。お子さんへの愛情を感じます。
結局うまくいくかどうかなんてものはその家庭の環境やお子さんの性格に依るところが大きいのではないかとも思います。やり方はそれぞれでしょうが、乳幼児の時期とは違った育児ストレスが待ってそうですね。
うざいうざい言われるからと、放っておいたらそのまま家庭内で孤立してしまうパパさん達の話もよく聞きます。
家が休まる場所であり続けるためにも、この方のように娘を接待しなきゃならないのかもしれません。
うちは父一人子一人なので、家庭内派閥ができてお父さんだけ独りぼっちというのはなさそうですが、なんとか頑張ってコミュニケーションをとりたいと思います!
世の娘さんを持つお父さんも頑張りましょうね。
しかし不安だなぁ。。。
とりあえず親の背中を見て育つというし、いざコミュニケーションがとりづらくなったとしてもせめて見本になるような行動を心掛けたいと思いました。