仕事を辞めたい人はまず自分の中の一番大事なものを1個絞ることで決断できる
仕事が嫌で嫌で辞めたいと考えている人も多いと思います。
でも生きていくためにしょうがなく、続けているんじゃないでしょうか。
辞めた後のことばかり考えて迷っていませんか?
辞めるという行為が悪のようにまわりに言われ、決断できないんじゃないでしょうか?
先のことは、辞めるという決断が確実になってから考えても遅くはありません。(心の中で決断したからといって会社にいう必要はない)
一度自分の具体的な理想を想像してみるのもいいと思います。
まずは一番大事にしたいものをひとつ考えてみる
嫌でしょうがなくても辞められない原因の大半は辞めた後の不安ですよね。収入がなくて大丈夫なのか。将来どうなるんだろう。
その前に辞めて得るものを考えてみましょう。
自分が今一番大事にしたいものはなんでしょうか。
お金?やりがい?時間?人間関係?自分の体調?老いた時の安定?
どれかひとつだけ本当に大切にしたいものに絞ってみてください。
当てはまるものが今の仕事であるならば辞めずに頑張りましょうよ。最も大切なものを得られている仕事は幸せですよ。
逆にその一番大事なものを犠牲に今の仕事を続けるのはナンセンスです。人生の無駄遣いのようなものです。
求めているものを手に入れたいと思うのは普通の感性です。一番大事なものを得ずにする仕事なんて価値ないですよ。
交換条件という考え方
最初にたったひとつに絞ろうと書いたのは、それを他のなにより優先するということ。
言い換えれば他の事を差し出す代わりに一番大事なひとつのことを得ようという考え方です。
お金がなにより大事なのなら、今の仕事を辞めて、より収入の多い職場に転職するべきです。
もしくは個人で事業をやるなり、不労所得を作るなどして現在の収入を超えるしかないです。
時間的拘束が増えたり、体力的にきつかったり、対人関係でストレスが多かったりするかもしれません。
だからといって気にすることはないです。
その分一番大切なお金が手に入りますから。
それが無理なら他は我慢して辞めずに給与をもらいましょう。
時間が大事だという人。
なんの時間が欲しいのか考えてみてください。一人の時間?家族との時間?趣味の時間?
時間が一番大事だというべきは無職でもいいんじゃないでしょうか。一人の時間趣味の時間は取り放題です。
辞める理由としても大事な自分の時間を選んだのだから、胸を張って辞めるべきです。
家族との時間も思う存分とれます。家族関係はよくなるとは言いきれませんが、今より家族との時間を取れる職に就くには、辞めるしかないです。
やりがいや自分の体調が今の仕事より大事という人も同じです。
どれにしても「今の仕事を辞める」という決断に至ります。
辞めたい、辞めようか…と悩むより、辞めると決めることが大切なのです。
辞めた後のことは「決断」ありき
「辞めてからどうしようか」「転職活動がうまくいったら辞めよう」
ではなく、
「辞めるからああしよう」「辞めるからこういう風に転職活動しよう」
と考えると前向きに今後のことを考えることができます。
今の仕事を辞めたいのなら、まずは「決断」です。
辞めることを自分の中で決めてからでないと、具体的な今後のことを考られません。
僕も、前職を辞める前は悩みました。
ここで僕がいなくなって職場がまわるのだろうか。
収入が減って生きていけるのだろうか。
そこで一番大事なものを考えてみたんです。当時の仕事ではなく、子供でした。そして辞める決断をしました。
辞めることに決めてから、今後のワークバランスや家事のこと、減った収入でなるべく子供を幸せにする方法などを具体的に考えました。結局辞めたのは1年後くらいですが、今もなんとか生きています。
自分の人生の一番大事なものを手に入れるために、まずは「決断」しよう。
まとめ
・決して仕事が嫌な人に是非辞めた方がいいと勧めているわけではないです。仕事なんてみんな嫌なもんですから。
ただ一番大事なものを犠牲にしてまでする仕事は意味がないと思います。
・大企業などで異動や時短をお願いできたり、福利厚生でおぎなえるなら辞めずにすむ方法もあると思います。自分の状況と相談して「決断」することを願っています。